一人暮らしで悩めるテーマの一つといえば毎日の食事です。
お母さんがよく「今晩のおかず、何にしようかしら?」と悩んでいるアレが自分に降り掛かる時がやってきます!
はじめは近所のお店を探索したり、友達や恋人とディナーを楽しんだりすることもあるでしょう。しかし、それでは食費がかかりすぎて続かなくなってしまいます。
食費で一人暮らしを破綻させないためにも、自炊に挑戦してみませんか?
自炊派と外食派で食費が全然違う!
まずは自炊派と外食派の食費に、どのくらいの差があるのか比べてみることにしましょう。
3食全て自炊で食事をした場合の月平均額は1万5,000円。
3食全て外食すると4万円。
自炊派の1万5,000円を単純に計算して93回(31日×3食)で割ってみると1食あたり約161円。
外食派の4万円の場合は1食あたり約430円となります。社会人の場合は仕事上のお付き合いもあるので4万円では少し厳しいかもしれません。
平均値からもわかるように自炊派と外食派では、少なくとも2万5,000円もの差があります。
この2万5,000円は努力次第で浮かすことのできるお金です。3食自炊は難しくても、外食費を軽減できる手段はあると思いませんか?
自炊で食費を浮かすコツとは?
同じ自炊でも、高級スーパーで買い物ばかりしていたら意味がありません。
逆に安いからと大量買いをして腐らせてしまうのもムダになってしまいます。
一人暮らしの場合は、1回の食事に使う材料の量が少ないので買い物の際には気をつけましょう。
業務スーパーの激安食材で料理する
業務スーパーにはあらゆる食材が安く並んでいますが、業務用なだけあって量の多いものがほとんどです。
野菜や日持ちしないものなど、量の多いものは食べきる前に腐らせる可能性があるので、ご飯のメニューと相談しながら購入しましょう。
乾物や冷凍食品は管理をきちんとすれば便利に使えます。豆腐や牛乳の日用品は、他のスーパーマーケットと変わらないサイズでありながら激安なので要チェックです!
缶詰や調味料は種類が豊富なので、うまく利用していろいろな料理にチャレンジしてみてください!
100円ショップも見逃せない存在
100円ショップには一人暮らしにぴったりなサイズの調味料や、レトルト食品などが揃っています。
お菓子類や飲料もあり、スーパーマーケットより安いものもあります。
1点100円なので、計算もしやすく家計管理が簡単にできますね。
100円ローソンで安い食材をゲット
普通の100円ショップとはひと味違う100円ローソンは野菜類が魅力的です。
100円という金額に見合ったサイズや量が一人暮らしの食生活にぴったりなので、シングル層にとても人気があります。
野菜、肉、果物、お米や卵から冷凍食品、パン・おにぎり類、レトルト食品、カップ麺、お菓子類、調味料なども充実しています。
さらに、器や雑貨、掃除用品、バス用品、文房具など豊富な品揃えはスーパーマーケットに負けてません!
料理が面倒なら手軽なコンビニ食材がオススメ
完全自炊を目指すと、自分が作れる範囲の超簡単メニューしか食べられないのでは……と不安になりますよね。
今コンビニでは豚角煮や鯖の味噌煮やポテトサラダなど、すぐに食べられる便利で小さなおかずが人気です。
材料の種類が多い料理や調理に時間のかかる凝った料理など、作るとお金と手間のかかる料理は買った方が安くておいしいこともあります。
これらをそのまま食べるのもいいですが、余った野菜などをうまく足してボリュームアップさせると立派な夕食に早変わり!
節約できて簡単に作れるレシピ8選
忙しい毎日の中に、料理を作る時間をつくるのもなかなか大変ですよね。時は金なりといいますから、時間だって節約したいものです。
そこで、できるだけ時間と手間がかからず美味しい「時短節約なレシピ」をご紹介します。
パン・パスタ料理
ご飯を炊くのが面倒な人向けのパンやパスタを使った料理のレシピです。食パンは冷凍保存も可能ですので、いつでも使えるようにストックしておくといいでしょう。
■ペペロンチーノ
【材料】
・スパゲッティ
・にんにく
・オリーブ油
・タカノツメ
・塩
【レシピ】
大きい鍋にお湯を沸かして塩を入れ、スパゲティをゆでます。
冷たいフライパンにオリーブ油、タカノツメ、にんにく輪切りを入れて弱火にかけます。
にんにくの色が少し変わったら、スパゲティのゆで汁を少し加えて伸ばし、ゆであがったスパゲティをからめて完成です。
■パングラタン
【材料】
・食パン
・牛乳
・バター
・ピザ用チーズ
・パセリ
【レシピ】
耐熱皿にバターを薄く塗って、2cm四方にカットした食パンをバラバラに並べます。
牛乳をいれてピザ用チーズを上からのせ、その上からパンの耳を削ったパン粉とみじん切りにしたパセリを混ぜたものを振りかけてから、トースターで焦げ目がつくまで焼いて完成です。
丼ぶりもの
おかずとご飯が一緒になった丼ぶりは、ボリュームがあってさっと食べられるので時間がない人には便利な料理でおすすめです。食器をたくさん使わないので後片付けも楽ですね。
■親子丼
【材料】
・ご飯
・鶏ムネ肉
・卵
・タマネギ
・砂糖
・醤油
・顆粒だし
【レシピ】
鍋に水を入れて沸騰させます。顆粒だしを入れて薄切りのタマネギ、小さく切った鶏ムネ肉を煮ます。
砂糖、醤油の順番に味付けし、具材に火が通ったら溶き卵を流し込み、蓋をして火を消します。
卵が半分固まったら丼に入ったご飯の上にのせて完成!
■ちくわ照り焼き丼
【材料】
・ご飯
・ちくわ
・砂糖
・醤油
・ネギ
【レシピ】
鍋に水を入れて沸騰させ顆粒だし、砂糖、醤油で味を整えます。
そこにちくわを縦半分に切って入れ焦げないように味付け、出汁ごとご飯の上にのせ、きざみネギをふりかけて完成です。
■ネバネバ丼
【材料】
・ご飯
・納豆
・山芋
・醤油
【レシピ】
山芋はすりおろします。すりおろさず3cmほどの短冊切りでもOKです。
温かいご飯の上に山芋、納豆をのせ、醤油をたらしていただきます。
夜ご飯のおかず
簡単料理でもちょっとボリュームの欲しい夕食にぴったりなレシピの紹介です。多めに作って次の日の朝食やお弁当にも活用もできます。
■タマネギの包み焼き
【材料】
・豚バラ肉
・タマネギ
・片栗粉
・焼肉のたれ
【レシピ】
豚バラ肉はたたいて薄く広げます。輪切りにしたタマネギを広げた豚バラ肉で包み片栗粉をまぶしたら両面を焼きます。
火を止めて残った脂を拭き取ってから焼肉のたれをからめて完成です。
■もやしチャンプルー
【材料】
・豚小間肉
・木綿豆腐
・もやし
・卵
・顆粒だし
・醤油
・砂糖
【レシピ】
フライパンに油を引き豚肉を炒めます。色が変わったら水切りした豆腐を手でちぎって加え炒めます。
もやしを加え、顆粒だし、醤油、砂糖を加えて更に炒め水気を飛ばすように炒めたら、溶き卵を全体にからめて完成です。
■豆苗のお好み焼き
【材料】
・豆苗
・薄力粉
・顆粒だし
・卵
・天かす
・青のり
・かつおぶし
・お好みソース
・マヨネーズ
【レシピ】
出し汁と卵と薄力粉でタネを作ります。作ったタネに豆苗をハサミで細かく切って入れよく混ぜます。
天かすを入れたらざっくりと混ぜて中火で焼きます。焦げすぎないように気をつけながら両面を焼きます。
お好みソース、マヨネーズ、かつおぶし等をお好みでかけて完成です。
時短レシピを活用すれば、食費&栄養面で多くのメリットが得られます
食費節約に助かる食材は、肉類なら豚小間切れ肉や鶏ムネ肉、野菜なら豆苗やもやし、豆腐や卵などは比較的安定した価格なのでお助け食材です。
料理は彩りよく作ると、自然に栄養バランスも取れていることが多いので、意識するようにしましょう。
大根やピーマン、タマネギなどおなじみの食材も味付けや調理方法を変えることにより、飽きずに毎日食べることもできます。
レシピ通りもいいですが料理は臨機応変、自由にアレンジして楽しむことで上達しますのでぜひ、チャレンジしてください!
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