一人暮らしの醍醐味と言えばやっぱり、決定権がすべて自分にあることでしょうか。
その自由な時間と空間を手に入れたら、あなたは何をしたいですか?あなたが思い描いた自由のほとんどは実現可能です!
ひとことで一人暮らしと言っても、イメージは楽しそうとか自由でいいというポジティブなものと、寂しそうとかお金がかかるといったネガティブなものがあります。
どちらも一人暮らしの本当の姿ですが、今回はポジティブな側面をご紹介したいと思います。
誰にも干渉されず、自分のペースで行動できる!
家族と暮らしているとどうしても家族のペースがメインとなってしまい、自分の思うようにはいきません。
当然、共同生活なので譲り合いや協力は仕方のないことです。家族はあなたのことを思うばかりに、心配の気持ちから干渉してしまうのです。
一人暮らしだと、朝と夜が逆転していても誰も文句を言わないし、食事やお風呂の時間を決められることもないのです。
門限もないので飲み会で遅くなっても、わざわざ帰る時間を連絡しなくても叱られないし、誰にも無駄に心配をかけることもありません。
自分自身が部屋の主である一人暮らしは、自分の都合の良いようにルール作りもできますし、またはルールなし!それでもOKです。気兼ねする相手もいませんから今までやれなかったあれこれ、やってみたいですよね。
自分のやりたいことに没頭できる!
一晩中かけて前から読みたかった漫画全巻を一気読みしたい、イヤになるまでゲーム三昧、好きなものばっかり食べて生活したい、ずっと寝ていたい……など、一生に一回は経験してみたいことにもチャレンジできます。
また、静かに本を読んだり、仕事や勉強に集中できる環境が欲しかった人にとって一人暮らしは本当に嬉しいものです。途中で用事を言われたりすることもなく気分が乗ったまま、自分が納得するまでできるので、充実感で満たされた気持ちになれます。
部屋だけでなく家丸ごとを自分好みのインテリアで仕上げることだってできます。玄関周りから洗面所、トイレ、お風呂、キッチン……おしゃれにトータルコーディネイトをして理想の部屋に仕上げましょう。
友達や恋人を呼び放題!
部屋に友達や恋人を呼ぶことができるのは、一人暮らしで絶対楽しいことの一つです。女子会を開いて鍋パーティ、恋人を呼んで手料理をごちそうしたりできます。家で飲んだり食べたりするのは外食に比べて安上がりなのでみんなが喜びます。
もちろん、お泊まり会も可能です。修学旅行の時のように恋の話で盛り上がったり、友達とじっくり話すことで距離がぐっと縮まり、本音で語り合える親友になれるかもしれません。
部屋に呼べなくても友達や恋人との夜更かし長電話も楽しいですね。家族がいると夜中にボソボソとしゃべる声は、小さく話していてもうるさいと迷惑がられます。どちらかが眠くなるまでゴロゴロしながら長電話、楽しくって仕方ありません。
お金の使い道を100%自分で決められる!
一人暮らしではお金の管理が大変ですが、一ヵ月のやりくりを考えるのも結構楽しいものです。先月は節約をがんばったから、今月はちょっと多めに遊んでもいいかな? と、家計との駆け引きができるようになるのもおもしろいと思いませんか?
夜の外食は毎日行くと高くついてしまうのでキビしいですが、ランチをあちこち行くぐらいなら可能ですよね。ボーナスをためて旅行を計画したり、もう少し広いマンションへの引っ越し資金にするなど、大きなお金を動かすことができます。
一人暮らしで大変なこと
これまで良いことばかりを紹介してきましたが、良いことの裏には必ずそうでないことも存在します。一人暮らしをしてみて初めて分かる想像もしなかったことが出てきます。そんなデメリット部分も覚悟して対策を考えておきましょう。
気分が落ち込みやすくなる
寂しがりやの人が一人暮らしをすると、日中や、友達が遊びにきている時は気にならなかったのに、夜になると急に寂しくなってホームシックになってしまう人もいます。どうしても寂しいと感じるなら、家族や友達に電話してみましょう。
仕事で失敗した日は、落ち込んだ気分を引きずったまま帰宅して、部屋で一人孤独になってさらに気分が落ちていくケースもあります。帰りは寄り道して映画館に行くとか買い物をするなど気分を変えてから帰りましょう。
恋人とケンカをしたり、別れたりしたときは最悪です。ひとりぼっちでいるのは悲しみのどん底に拍車をかけるので、この状況になった時のために、友達に泊まりにきてもらうとか、実家に帰るなどの対策を前もって考えておきましょう。
人との会話が減る
一人暮らしでよく耳にすることですが、一日中誰とも口をきかない日があるということです。確かに、休みの日に部屋にこもっていたりしたら、誰とも喋るチャンスもなく急に声を出したら第一声がガラガラ声になったりしますよね。
家に帰っても話し相手がいないので、なんだかつまらない時間を過ごすこともあります。知らないうちに独り言が多くなっていたりするかもしれません。
ちょっとしたお喋りをするだけで小さなストレスはその都度解消されるはずなのに、一日中喋らないでいるとすごくイライラがたまるので、そんな日は誰かに電話するなどしてみましょう。
自己管理ができた上で最高の自由を満喫しよう!
一人暮らしに求める自由は、制限されてきたことへの反動から生まれていることが多いですね。制限されてきたことはそれなりに理由もあり、いくら自由になったからと言っても自分でブレーキがかけられないようならちょっと危険ですね。
それでも、やらないで理解や納得はできません。やってみたかった楽しみを一度は思い切って経験してみましょう。それが本当にいいのかどうかは実践して、身をもって知るのが一番です。そうするとおのずと許容範囲のラインが見えてきます。
本当に楽しい自由は無制限の中にありません。制限のある中の自由だから、より楽しもうという気持ちもわいてくるし、大切にしたいとも思うものです。自己管理の中で許される最高の自由を満喫して、一人暮らしを目一杯楽しみたいですね。
コメントを残す