一人暮らしの男部屋をおしゃれに!スタイル別コーディネート例5選

「男の部屋」と聞いて、皆さんはどんなイメージを抱くでしょうか。「散らかり放題で彼女である私が片づけを手伝っている」などといった声も聞こえてきそうです。

「住居の役割は衣・食・住の“住”さえ満たしてくれば良い」と考える男性は非常に多いといえるでしょう。

そのような男性に提案したいのは「その“住”をより良いもの、より快適なものにしたくありませんか?」ということです。

お気に入りの家具をうまく部屋に取り入れることができると、意外と大きな喜びが得られるものでしょう。

女性から見て“汚部屋”と思われている限りは、失格です。今回は、男性の居住スペースを快適なものにするべく、部屋を広くするための方法とコーディネート例を紹介しましょう。

ワンルームを広く見せるコツ

「一人暮らしで住み始めたワンルームが狭くて困っている」という人は多いのではないでしょうか。家具や家電を入れると、思っていたようなインテリアにならないことはよくあります。

「部屋が狭いからどうしようもない」と、不満がありつつも我慢している人には「工夫次第で部屋を広く見せることができる」と提案したいです

それでは、実際にどのような点に気を付ければ、部屋を広く見せることができるのでしょうか。以下の項目で具体的に提案していきたいと思います。

背の低い家具を選ぼう

最近では背の低い家具のことを「ローインテリア」と言うそうです。背の低い家具を導入すると、壁や空間に余白が生まれて、広くスッキリとした部屋に仕上がるでしょう。

逆になぜ背の高い家具がダメなのかというと、ドンと置いておくだけでも圧迫感を生み出してしまい、どうしても心理的に「部屋が狭いな…」と感じてしまうためでしょう。

ローインテリアをコンパクトに納めると、目線も自然と低くなるため、天井も高く感じるようになります。

家具の色調を統一しよう

配色を工夫することでも、部屋を広く見せる効果が得られるでしょう。色には「膨張色と収縮色」「進出色と後退色」の4種類があります。

膨張色はホワイト系のことで、カーテンなど大きなパートに取り入れると、部屋を広く見せることができます。逆に収縮色は黒・ダーク系の色のことで、大きなパートに入れると部屋が狭く見えます。

また、進出色というのは、赤・橙・黄系のことで、その色をした家具は飛び出して見えることから、家具との距離感が縮まり、場合によっては圧迫感を感じることでしょう。

逆に後退色というのは青・紫系のことで、進出色と比べて同じ位置にある家具でも引っ込んだように見えることから、奥行が深く感じられる効果があります

入口から奥まで動線にスペースを作ろう

玄関から部屋の奥にある窓まで、一直線で歩けるように動線を確保することで、部屋が広く感じられるようになります。

逆に、何かの家具によってこの動線が妨げられると「この部屋が狭いばかりに…」と、部屋に対して不満を抱くことになりかねません。

しかし、見直すべきは部屋ではなく「家具のレイアウト」だということを覚えておきましょう。それらをうまく配置することで、部屋の景色はまったく違ってきます。

以上、部屋を広く見せる工夫を見てきました。次の項からは「オシャレを楽しみたい」と考える人に向けて、実際のコーディネート例を紹介していきます。

コーディネート例その①:BOHOスタイル

出典:https://www.instagram.com/p/BxTwUi6nmfm/

BOHOスタイルというのは「ボヘミアン」とNYのアーティスティックなエリアである「SOHO」を掛け合わせたスタイルのことです。

ボヘミアンは移動民族ですから、耐久性や温かみのある素材を取り入れた生活を送っています。その点に刺激を受けたSOHO在住アーティストがこのスタイルを築き上げました。

民族柄やキルトや縄かごなど、カラフルな素材をバランスよく取り入れ、観葉植物やボヘミアンなイメージのサボテン、多肉植物も置いてみてはいかがでしょうか。

コーディネート例その②:ブルックリンスタイル

出典:https://www.instagram.com/p/Bx_WtAoAl3Q/

ファッションやアートの最先端を発信し続けているニューヨーク・ブルックリン。もとは工場地帯だったこの場所に、多くの著名人が移り住むことで、このスタイルが生まれました。

レンガの壁をあえて残しつつ、ヴィンテージの小物などを取り入れるなどすることで、センス溢れるインテリアを実現しています

しかし、日本の賃貸物件で「レンガの壁をしたもの」を探すのは、到底ムリだといえるでしょう。そのため、壁紙をそれ風にしたりして楽しむ人が多いといえます。

コーディネート例その③:インダストリアルスタイル

出典:https://www.instagram.com/p/BuYMD_wnE6a/

インダストリアルデザインといえば、工業製品をデザインするときに「実用性と美しさ」を両立させたものですが、インテリアでは少し話が違っているといえるでしょう。

床や壁などの主要な部分は木材と金属やステンレスにし、色はニュートラルに、さらには金属を使った照明器具とヴィンテージ家具といのが、このスタイルの特徴です

コーディネート例その④:北欧スタイル

出典:https://www.instagram.com/p/BxtaukSALuq/

北欧スタイルとひとことで言ってみても、その中身はさまざまだといえるでしょう。しかし、それらのなかで共通点を見つけることが可能です。

すなわち「シンプル」「温かみがある」ということです。ナチュラルなテイストを基本としているので、誰にでも似合うことも大きな特長といえるでしょう

温かみのある部屋というのは「優しい人柄」だという印象を相手に与えるものです。また、モノをたくさん置けない狭い部屋をオシャレにするのに最適なスタイルといえるでしょう。

コーディネート例その⑤:アーバンスタイル

出典:https://www.instagram.com/p/Bw3P58Hnuj-/

「原色系の派手な色を取り入れるのは勇気がいる」と感じている人には、アーバンスタイルがオススメです。白やグレーを使ったシティライクな部屋がこのスタイルの特徴だからです。

彩度が低い寒色系の色で部屋全体を統一するのですが、黄色ベースにするとナチュラルテイストになるので、このスタイルを求めるならばグレーやブルー系にしましょう。

「アーバン」という言葉は「都会」の意味ですが、都心においてクールな住まいから街を見下ろすのは、また格別な満足感が得られることでしょう。

誰にとっても快適な居場所を作ることはメリットしかない

以上、部屋を広く見せるためのコツに始まり、イマドキのオシャレな部屋を作り出すコーディネート例を挙げてきました。

「自身の部屋に求めるもの」というのは、それこそ100人いれば100人なりの解答があるものでしょう。

しかし「部屋を広く使いたい」という望みは、一人暮らしをしている全ての人に共通することではないでしょうか?

別の言い方をするならば「広さを確保できないのならば、オシャレどころではない」ということです。

ワンルームでも8畳以下になってくると、置くことのできる家具は限られているでしょう。

そのような制約があるなかで、あえてオシャレな空間を作り出すことも、楽しいことなのではないでしょうか

自身の住まいをより良いものにすべく、インテリアメイクに是非ともチャレンジしてください。

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