はじめての一人暮らし、スタートしてみると想像していたよりいろいろお金がかかっていませんか?
一人暮らしでは、食費やスマホ代の他に水道光熱費や家賃なども払わなければいけません。金額も毎月一定ではなく季節によって変動します。そのため、余裕のある月にしっかり貯金をしておかなければ一人暮らしは続けられなくなってしまいます。
今回は一人暮らしの人は絶対実践したほうがいい、誰でもできる節約方法をお教えします!
そもそも一人暮らしってどんなことにお金が掛かっているの?
まずは、基本の食費・光熱費・娯楽などでかかるその他出費が、一人暮らしの人だとどれくらいかかっているのか調べてみました。(統計局2017年家計調査より)
食費
働いている20代~30代の一人暮らしの食費は平均で46,000円でした。昼と夜の1食あたり700円くらいの計算です。
私自身も自炊をするためにほぼ毎日スーパーに行っていました。安くするつもりでも結局毎回1,000円弱払っていました。
健康や栄養バランスを考えると自炊した方がいいですが、1人分の食事を作ると意外と材料費がかかるので節約にはあまりなりません。安い牛丼チェーンやお弁当を買って食事をするのとあまり変わらないのです。
また、ご飯を食べる人は定期的にお米を買わなくてはいけません。ちゃんとお米用に食費を準備しておく必要があります。
光熱費
光熱費とは、電気代・ガス代・上下水道代のことです。電気代は4,000円、ガス代は2,700円、上下水道代は2,000円くらいなので、計算すると光熱費は月に10,000円くらいかかる事になります。
しかし、光熱費で気をつけなければいけないのは、暑い夏はクーラーを一日中かけたり、寒い冬は、エアコンにお風呂も湯船に浸かる日が増えます。真夏と真冬の光熱費は、家にいる時間の長さによって通常月の倍近くかかる人もいます。
また、ガスは都市ガスよりプロパンガスの方が基本料金が高くなりますし、最近はオール電化のマンションもあります。日当たりや気密性でも部屋の温度も変わってくるので、光熱費は住居によって差が出やすい項目です。
その他(趣味や娯楽など)
生活を楽しむためには趣味はかかせないですよね。好きなアイドルがいる人はライブ代、グッズ代がかかりますし、習い事をしている人は授業料や道具代がかかります。たまには旅行にもいきますよね。そういった生活以外の娯楽にかかる出費は年間で100,000円くらいかかっているそうです。
趣味以外にも、ファッションや髪を切りに行く美容室代もかかります。お酒が好きな人は飲み代、女性はネイルサロンや化粧品も欠かせません。
いろいろ考えていくと、どんどん出費が思いつきませんか?出費を抑えるためには生活の無駄な部分をカットする必要があります。
一人暮らしで今すぐできるお手軽節約術!
工夫次第で生活費は押さえることができます。私が今まで実践してきた節約術をご紹介します。
食費を減らす節約術
汁物は大量に作る
料理は1人分作るよりも数日分作った方が、1食あたりにかかる金額が安くなります。しかし、毎日同じメニューでは食べ飽きてしまいますのでアレンジを加えてみてください。汁物はアレンジが簡単にできるので味変をすることで2、3日は楽しめます。
加えるのにおすすめの食材は、溶き卵・チーズ・水餃子・トマト缶・貝類・豆板醤・牛乳などです。汁が少量になったらリゾットやパスタ、どんぶりの具として最後まで使いきれます。
なんでも冷凍保存
生ものはついつい腐らせて無駄にしてしまいます。すぐ食べない分は小分けにして冷凍保存しましょう。ラップに1回分に小分けしてからジップロックなどに入れると使う時にも楽です。
えのきやシイタケ、シメジなどのキノコ類はミックスして凍らせておけば、炒め物やスープ、パスタなどなんにでも入れるだけで簡単に使えます。
冷凍庫に食材のストックを用意すれば買い物に行く回数も減らすことができます。
業務用をみんなでシェア
安く買おうと思って業務用スーパーやコストコに行くと、ひとつひとつの量を大量に買わなければいけないので、一人暮らしには向きません。
そこで一人暮らしの友達を誘って3、4人で買い物に行ってみんなでシェアしてみてください。野菜の箱買いしたり、洗濯洗剤もペットボトルなどに入れれば分けることができます。みんなでシェアするととってもお買い得になります。
光熱費を減らす節約術
電力会社を選ぶ
電力自由化になり電力会社を選べるようになりました。携帯代やインターネット代と一緒に支払えば安くなるプランや期間限定の特典を付けているところもあります。
電力会社を変えるだけで、数千円安くなることもあるので一度プランを比較してみて下さい。
電気を使わない温度調節
電気代が高くなる原因はエアコンです。部屋の温度を一定に保つことができれば、エアコンの使用量を減らすことができます。部屋の扉、カーテンやシャッターを閉めて外気が入らないようにしましょう。
また、部屋に一人しかいないので、冬はユタンポとひざかけ、夏はアイス枕を使うだけでもけっこう快適に過ごせます。
その他の節約術
家具や家電を処分する時は粗大ごみ代がかかるので、ネットのフリマサイトやオークションサイトで格安で出品するといいでしょう。また、大きい物を買う時は中古にすることでかなり節約できます。
単身赴任や結婚などで必要なくなった人から譲ってもらえれば、安くで綺麗な状態のものも多くあります。
だたし、バージョンがどんどん変わるパソコンや省エネになる前の家電などは逆に電気代がかかったり、部品の交換にお金がかかる可能性があるので注意してください。
実はその節約術は間違っていた?
節約につながると思ってやっていた習慣が、実はもう古いという事がよくあります。ついやってしまっている間違った節約習慣をご紹介します。
エアコンをつけっぱなしにしない
料理を作る時、ちょっとコンビニに行く時わざわざエアコンを止めていませんか?実はエアコンは電源を入れてから部屋の温度が一定になるまでの間が一番電気を使います。
つけたり消したりを繰り返すことで、部屋の温度も上下してしまうのでやめましょう。電源を切るよりは一定の温度でつけっぱなしにする方が電気代が抑えられます。
電化製品のコンセントをこまめに抜く
昔の家電は待機電力の消費量がとても大きかったため、こまめにコンセントを抜くように言われていました。しかし、最近の家電は待機電力がほとんど数円しかかからないところまで性能が良くなっています。
これまた、エアコンと同じようにコンセントを抜くことは、手間になるだけでぜんぜん節約にはならないのです。
安いものを探してスーパーをはしごする
1円でも安いものを買う事に必死になりすぎていませんか。
近所のスーパーの特売日を把握して、今日はどこに行けばお得かと使い分けるのはとても良いことです。しかし1日中はしごして牛乳はAスーパー、卵はBスーパーという風に買い物をしてしまうと、少額の節約のために時間を無駄に使ってしまう可能性が高いです。
最悪の場合交通費を足したら、スーパーをはしごしてもしなくても変わらない値段になった、あるいは高くなってしまったなんてこともあります。はしごするスーパーも距離などをよく考えるようにしましょう。
一人暮らしの節約はまずしっかりとした情報集めからが大切!
節約は、色々なことを我慢してケチケチした生活をしないといけないわけではありません。工夫次第で簡単で楽しみながらできる方法がたくさんあります!
また、節約だと今まで思ってやっていた習慣が実は間違っていたっていうこともあります。ネットやSNSにたくさん節約のノウハウが紹介されているので、まずはたくさん情報を集めてみてください。一人暮らしの先輩に教えてもらうのもいいと思います。
色々調べて実践することで、今の生活よりも更に充実した節約生活を送れるはずです。
コメントを残す