初めての一人暮らしは、小さな部屋から始めることをおすすめします。
部屋が狭くて荷物は入らないしキッチンも小さくて……とデメリットは目に付きますが、初めての一人暮らしで第一に目標にするべきは、家賃を安定して払っていくこと。
高い家賃の部屋を確保するために一生懸命仕事をして、部屋には寝に帰るだけのような生活をするなんてちょっと寂しいですよね。
一生住むのではないのですから、最初は狭い部屋でも我慢!それでいておしゃれな部屋にすることができて楽しめたらきっと最初の一人暮らしは大成功です!
本記事ではあなたの一人暮らしを成功させるために、ワンルームでもおしゃれに決めれるレイアウトを紹介していきます。
狭い部屋だからこそ得られるメリット
狭いワンルームといえば、玄関開けたら見渡せる一部屋とオマケみたいなユニットバス、小さすぎるキッチン。
おまけに収納はナシ!ほんのちょっとのベランダが申し訳なさそうにくっついているのが目に浮かびます。
家賃が安い
そんな狭いワンルームのメリットといえばやはり家賃の安さにあります。
都会のど真ん中で交通の便もいい立地でも、狭いワンルームだったら低家賃で借りられます。
新築や築年数の新しいマンションだと家賃が少しくらい高くても、インターネット環境が整っているなどのメリットもあります。
部屋の狭さに伴って電気代も安い
冷房も暖房も、狭いと効率がよくすぐに快適な温度になります。
そして狭い物件の場合は、もともと電気の契約アンペア数自体が低いところもあるので、基本料金が安くなります。
実家暮らしの部屋感覚
狭いとは言っても実家で暮らした自分の部屋よりは広いかも?
自分の部屋にキッチンや水回りがついたっていう感じなら、あまり気にならないかもしれませんね。
物が減らせた!
捨てられなかったあれやこれ、狭くなったらあきらめて捨てるしかありませんよね。物理的に保管する場所がないからどうしようもありません。
でもそのおかげで、とってもスッキリしますよ。これを機に流行りのミニマリスト体験をしてみませんか。
掃除ってこんなに楽なの?
一人暮らしをしたら自分で掃除をしなくちゃならない!って気が重くなっていましたが、いざやってみるとすぐに終わってしまいます。
狭いから一回りしたらもうおしまい!やる気が残っていたら他の細かい部分も綺麗にしてしまいましょう!
ジャンル別!スッキリまとめる収納術
すっきり収納をするには、必要な場所に必要なモノを収納するということです。
モノにはそれぞれ居場所があって、あるべき場所にあるというのが一番理想的で合理的なのです。
キッチン
キッチン周りはワイヤーネットや引っ掛けかごなどのパーツをうまく使えば、狭くても相当量収納できます。
鍋やフライパンはシンクの下に、扉裏には鍋のふたや包丁、壁面もワイヤーにザル、ボウル、お玉や菜箸などを吊るすことができます。
食器類は洗いかごに入るワンセット程度出して普段はそれだけを使うようにしておくと、否応なくすぐ洗う習慣がつくでしょう。
クローゼット
ワンルームに収納、ましてやクローゼットの存在は期待できません。
もし小さなクローゼットがあったら、クローゼット内の空きスペースに突っ張り棒をプラスして、服を一枚でも多くかけられるように工夫しましょう。
ベッド
ベッドを使うならベッド下のスペースは絶対有効に使うべきです。中身が見えない引き出しタイプの衣装ケースなどを並べて荷物をしまいましょう。
中身が見えないケースは中身がなんであろうと、見た目が揃っているのでスッキリしてきれいですよ。
テレビ周り
テレビ台にオープンラックを置くよりテレビボードなど、引き出しや扉のついた物を選ぶのが正解!
小さな引き出しなど容量は小さいですが、ばらつく小物を収納するにはとても便利です。
冷蔵庫周り
普通の部屋にキッチンがくっついているだけのワンルームは、冷蔵庫を置くスペースは確保されていません。
冷蔵庫、電子レンジ、トースターなどとサイズの合うラックを利用してひとまとめにしてしまいましょう。
洗面・お風呂・洗濯機周り
洗濯機周りも冷蔵庫同様、洗剤、洗濯バサミ、かごなど洗濯に必要なものをまとめている方が実際便利です。
もし、お風呂や洗面所も近いなら洗剤や石鹸のストック、タオル類も一緒に収納します。
玄関周り
玄関ドアはマグネットでいろいろなものをつけることができます。
マグネットつきのフックやバーなどを利用して、家の鍵や傘、靴べら、鏡など引っ掛けたり貼り付けたりしましょう。出かける際に必要な上着や帽子をかけるのもいいですね。
おしゃれな空間を演出するコーディネイト例6選
例えば物件自体に外国風の出窓がひとつある部屋とない部屋では、おしゃれ空間を作る難易度が違います。
でも、そこに嘆かず自分のセンスを信じてみましょう!センスがない!っていう人も真似から始めるセンス磨きにチャレンジを!
くつろげるスペースを中心に
出典:https://www.nissen.co.jp/coord/0000004370?anken=NH14SP002_PC_naturalcode01
色々な家具が置いてありますが、背の高い家具を壁際に置き、ベッドやローテーブルなど低い家具を真ん中に集めてくつろげるスペース作りがされています。
パーテーションで空間を分ける
出典:https://www.nissen.co.jp/coord/0000004369?anken=NH14SP002_PC_simplecode01
パーテーションの棚を置くだけで、リビングとベッドルームの分割が自然にできています。
ベッドの頭になる部分だけが隠れると寝る時にも個室感が感じられて眠りやすいでしょう。
クローゼットも側面が見える方向に置いているのですっきりしています。
掃除のしやすい家具選び
出典:https://www.1hitorigurashi.com/coordinate/2012/10/lanoue.html
家具は低いもの、小さめのもの、床に直置きなど高さのないものでそろえていて、空間の広さを感じさせます。
低い家具ばかりですが、よく見るとどれも脚のついた家具ですよね。これは掃除がとてもしやすいので、ぜひ参考にしたい例です。
ナチュラル志向大人カフェ風
出典:https://www.1hitorigurashi.com/coordinate/2012/06/post-97.html?a8=2Co3OCRMmF03TzzFBic3Z976_Mvwn9fQhi7hRqfNnhyMmFop7jcfDFo2BjP.S.K7DhajuLo0DCo35s00000011097001
ソファ兼ベッドになるカウチタイプは普通のベッドより小さくとても使い勝手がいいですね。
全体に細身で腰高サイズの印象の家具をチョイスしているので、家具による圧迫感を感じません。
照明で個性的部屋作り
出典:https://www.nissen.co.jp/s/interior/NH14SP002/?corner=oneroom_03
ちょっと見過ごしがちな照明ですが、照明器具や色を変えるだけで部屋の空気がガラリと変化します。
コーナー別に明かりのつき方を変えるとか照明を足したり引いたり……工夫次第で手持ちの家具や物がいつもと違うくらい素敵に見えたりします。
アジアンテイストなら和室にも
壁に張った布や藤のチェスト、ラグなどが雰囲気を醸し出します。ちょっとした小物使いで十分に感じられるアジアンテイストです。
モダンな空気感は洋室でも和室でも似合いそうな感じがしますね。
家具やファブリック、小物などの方向性に統一感があると、細かいものがあってもさほど気にならないものです。
あなたのワンルームをかわいがろう!
ワンルームは狭いという印象が強いですが、キッチンが部屋についているのも見方を変えればカフェみたいでかわいいですよね。
狭くて不都合が多くったって、自分が好きで暮らす部屋です。お気に入りの部屋にして、帰りたくなる部屋にしたいと思いませんか。
オシャレに暮らす人の部屋は参考になるアイデアがいっぱいです!気に入ったインテリアのいいとこ取りして、より素敵な部屋作りを楽しんでください。
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