狭いワンルームに暮らしていると、私生活を送る中で必要なものが家の中にあふれてきますよね。
学生であれば教材、社会人であればパソコンや資料などが置いてあったりと、せっかくの休日を過ごすとなっても、教材や資料が目に入ってしまって中々休まりません。
また家でレポートや仕事をする場合にも、普段と同じスペースで作業をするとなると、集中できなかったり……なんてことはありませんか?
学校や会社に通いながら一人暮らしをしている人は
「家の中でのゆったり出来るスペース・書斎スペースを分けたい」
と思っている方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに、狭いワンルームでも空間を上手に使うことができれば、部屋を広々使うことの出来るレイアウト術をお教えします!
ちょっとカッコ良く書斎スペース、秘密基地のような趣味のスペース、テンションの上がるスペースができたら、ひとりで過ごす時間も増えて一人暮らしライフがさらに充実していくのではないでしょうか。
いろんな種類のデスクがある
学習机や会社でよく使われているスチールの机の需要は減って、シンプルで簡単なもの、オシャレなものが増えましたね。
仕事用、勉強用、作業用、パソコン用……と用途に合わせたデスク選びができるようになりました。
家でデスクを使う頻度の多い人、少ない人さまざまですが、それでも狭いワンルームに用途別に机をいくつも置くわけにはいきませんよね。
自分なりの使い方や必要性に応じて、一番便利なスタイルを見つけてみましょう。
本棚が付いたデスク
子どものころに使い慣れた、学習机の大人バージョンで机の前に棚がついていて本や資料などを収納できるデスクです。
存在感があるので部屋のイメージにあったカラーを選ぶといいでしょう。
フラットで自由な平机
何もない平机はごちゃごちゃと物を置いてしまうと台無しです。細かいものは引き出しにしまって、いつでも自由に使えるようにしておくと便利でしょう。
コーナーに置けるL字型
L字型の机は部屋の角、柱の出っ張りの部分、壁際、本棚と組み合わせる……など、置く方向によって表情を変えてくれるデスクです。
広いデスクなので仕事をするのに向いているデスクです。
パソコンラック
縦に積み上げるスタイルのパソコンラックは、パソコン専用につくられているので、プリンターや周辺機器を収納、ケーブル通し穴のついた機能型デスクです。
ただ、かなりスペースを使うのであなたの部屋の広さと相談が必要かも。
ローデスク
物を高く積み上げない部屋作りをしている人にうれしいローデスクは椅子も使わないので場所もとりません。
組み替え自由なユニットデスク
本棚や引き出しが組み替え自由なデスクは、スペースに合わせて置き方を変えたりはずしたりできる便利モノです。
ベッドデスク
ロフト風に上段がベッド、下段にデスクのあるタイプです。ベッド下のスペースは広いので上手に使えば抜群の収納力です。
折りたたみ机
必要なときだけ広げられる折りたたみ机は、使わないときは家具の隙間などにはスマートに収納できるコンパクトさです。
スタンディングデスク
座り続けるのは健康によくないという考えから生まれたと言われているスタンディングデスク。
健康云々はおいといて、省スペース化させるのに丁度いいデスクかもしれません。縦に伸縮自在なタイプなら普通に座って使うこともできます。
意外に簡単!?デスクの自作
デスクを置きたいスペースがあっても既製品ではサイズの合うものが見つからない!という経験はありませんか?
あと数センチのことなのに入らない、または隙間が空く悔しさといったらありませんね!それならいっそデスクを自作するというのはいかがですか?
天板をオーダー
今はインターネットで簡単にオーダーメードできる時代です。
お店まで足を運ばなくても色、素材、サイズ等を指定すれば、思い通りの天板が届くので助かります。
アイアンの脚もおしゃれなものがそろっていますので、あなたの好みに合わせてデスクを作っていきましょう。
ホームセンターで
ホームセンターで気に入った木材を見つけたら、好きなサイズにカットしてそのまま使うもよし、ヤスリがけ・ペンキ塗り・ニス塗りなど自由にDIYできます。
脚には三段ボックスや二段ボックス、小さい本棚などを利用すれば収納もできて便利です。
メラミン天板も種類が豊富
家具屋さんにいくと組み立て式のメラミンの机があります。半既製品デスクは気に入ったサイズと色の天板に金具で足をつけるだけのシンプルなデスクです。
メラミン天板は水や傷に強いのでアフターケアがとっても楽です。
スペースを有効活用したレイアウトの例
ワンルームの部屋は部屋がひとつなだけに壁面が少ないのが前提です。ですからいつでも壁に向けてデスクを置けるとは限りません。
そこでワンルーム向けにデスクの置き方を紹介していきましょう。
家具の奥行きを意識して選ぶ
出典:https://www.nissen.co.jp/s/interior/NH14SP002/
部屋の形が奥にのびる長方形だと、左右の壁に物を置くことになりますね。
家具の奥行きのサイズが近いデスクを選ぶと、部屋の印象がデコボコしないのでスッキリとまとまった感じになります。
下の方にダークな色合いを持ってきて上の方には明るい色を持ってくると、部屋自体に安定感が生まれて落ち着いた印象にもなります。
食卓と兼用のテーブル
出典:https://roomclip.jp/mag/archives/13249
机の上に本や書類を立てておくのは不可能ですが、キッチンの側から、反対側からと座れるようにして机を設置し、食卓を兼ねたデスクにします。
白い部屋に、ダークブラウンの木目とアイアンの家具を配置することでちょっとビンテージ感のあるかっこいい部屋になりますね。一見、食卓なのかデスクなのか分かりにくいところが生活感を見せないポイントです。
植物などを上手に使うことでやわらかでみずみずしい雰囲気の部屋になります。
集中したい人に
出典:https://roomclip.jp/mag/archives/13249
集中して仕事や勉強をしたくてデスクスペースを確保したい場合には、狭くても資料なども一緒に置ける小さな書斎を作ることをおすすめ!
部屋に入ったらベッドが丸見えになるスタイルですが、ベッドが書斎スペースを独立させるためのパーテーションの役割も担っています。
こうすることで、堅いデスクも違和感なく置くことができます。
デスクが仕切りにもサイドテーブルにも!
出典:https://kaumo.jp/topic/89
デスクを仕切りとして使うことで、ベッドスペースとリビングルームを作った例です。
ベッドスペースが寝室として、ソファやテレビのあるスペースがリビングとして成立していて配置がスッキリとしています。
臨機応変のテーブル
出典:https://roomclip.jp/mag/archives/13249
時と場合によって折り畳んでしまうことのできるローテーブルは、狭い部屋にぴったりな机です。折り畳むと平たくなるので、大きめのテーブルでも収納には苦労が少なそうです。
ただ、折り畳みができると言ってもテーブルの上に物を積み出したりすると、いざという時にテーブルを片付けることができないので注意!
ワンルームのレイアウトはアイデアが勝負
狭いワンルームに家具を置くと、ますます圧迫感を感じますね。いくつかの用途に使える家具を選ぶと、部屋を家具に占領されずに済みます。
ちょっとしたレイアウトの仕方、まとめ方一つで部屋はすっきりします。
既製品ではうまくいかなくても諦めないで!紹介したDIYも意外と簡単に理想のデスクを作りができるのでぜひ、チャレンジしてみてください。
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