一人暮らしを始めて痩せる人と太る人の生活習慣の違いはここにあった!

一人暮らしを始めたら太ってしまったという人、反対にスッキリ痩せちゃったなんて人もいますが、その違いはいったいどこにあるのでしょう。

一人暮らしを始めたら……実家で家族と暮らしている毎日とは明らかに違う生活が待っていることは、誰にでも想像のつくことです。

家族と離れて全く一人になるという不安もありますが、期待も大きくふくらむところ。お気に入りのインテリアに囲まれて、誰にも干渉されず、自由な空間と自由な時間が待っているのです。もう、ワクワク感は止まりませんね。

キラキラ生活を夢見る一人暮らしですが、生活習慣に気をつけなければ、その先には思わぬ落とし穴が待っているのです。

一人暮らしを始めると、生活スタイルや気持ちが変わる


一人暮らしに希望を抱いているうちは、今まで通りの自分の暮らしがもっと自由になって「オシャレな私の一人暮らし」が頭の中で巡るばかりです。

でも、いざ始めてみるとそうはいきません。現実に生活するということは、表面だけのものではないのです。

一人暮らしの現実

一人暮らしをすると今まで家族がやってくれていたことを全て自分でしなければなりません。戸締まりや火の元の管理、ゴミ出しのルールにも気を使うなど、見えていなかった場面で責任が出てきます。

その上、意外に多い洗濯物、部屋だけでなくトイレからベランダ、窓ガラスまで広範囲にわたる掃除。身の周りの雑用に予想以上の時間と労力がかかることになります。

この現実をどう捉えるかによって、これからの生活スタイルや気持ちが二極化していきます。楽しむか苦しむか、痩せるか太るか、運命の分かれ道です。

一人暮らしを始めて痩せる人の特徴

1.ソファ前のスペースが広い

毎日少しでも「ながら運動」をするだけでもスタイルに変化が起こります。ソファの前にスペースを広く取って、テレビを見ながら簡単な運動やストレッチをしましょう。

2.大きい鏡をがつ以上置いてある

家族と暮らしていると、「ちょっと太ったんじゃない?」なんてズバッと指摘してくれたりするものですが、1人となるとチェックが甘くなってしまいがちです。

その防止策として鏡が抜群の効果を発揮してくれます。大きい鏡が2つ以上あると、自分自身の目が自然とチェック。スタイルの小さな変化にも気づき、見逃すのを阻止できます。

3.お菓子などが置いていない

実家暮らしではいつも家にお菓子やパンがあって、自由に食べることができました。一人暮らしだと買い物に行く回数も減り、家にストックもないので、無駄に食べる習慣はなくなってしまいます。

4.自炊から離れられない

実家での食事が習慣化されていれば、やっぱり手作りのご飯のおいしさは忘れられないものです。自炊を心がけるというよりは、自炊から離れられないということになるのでしょうか。

食習慣が変わるとダイレクトに体に影響します。もちろん健康面でも影響がありますが、体重、体型にも顕著に現れてきます。

5.後片付けが増えて嫌でも動くように

食事をしたお皿、脱いだ服などの後片付けは面倒だけれど、一人暮らしの場合は片付けてくれる家族はいないので、自分でやるしかありません。

後片付けをその都度することで、実家暮らしをしていた時よりも動くようになり、太ってしまうのを防げるのです。

6.エレベーターを使わない

一人暮らしで痩せている人は、マンションのエレベーターを使わず階段上がっています。毎日の積み重ねと家に帰るという目的があるのであまり苦になりません。

一人暮らしは生活に結構お金がかかるものです。ジム通いをするお金を節約、階段の筋トレで体も引き締められて一石二鳥の名案ですね。

7.良質な睡眠を心がけている

部屋の明かりを暗く設定し、眠るときには真っ暗な状態にすると比較的良質な睡眠をとれるようです。良質な睡眠は疲れや眠気を次の日に残しません。

また、朝日を浴びて目覚めることも体内時計を整えてくれ、痩せ体質をつくると言われています。

8.部屋やクローゼットがすっきりと片付いている

部屋やクローゼットがきれいに片付けられていると気持ちがいいし、イライラすることがありませんよね。

生活環境が整っていると余計なストレスから解放され、暴飲暴食に走ることはないのです。

一人暮らしを始めて太ってしまう人の特徴

1.部屋が散らかっている

部屋にものが散乱していると軽い運動やストレッチなどをするスペースを確保することができません。そのスペースを生み出すためには片づけからしなくてはなりません。

軽い運動のために重労働をすることになるなんて、考えただけで疲れてしまいます。

2.大きな鏡がない

洗面台やメイク用には鏡があるけれど、全身映る姿見がないというのは要注意です。鏡を見るということは現実を直視するということ。知らず知らずについている贅肉を発見できずに手遅れとなる危険性があります。

3.つい、ついの「ながら食い」と「ダラダラ食い」

テレビを見ながら口寂しくなってつい、「ながら食い」、一人暮らしで誰にも干渉されないのをいいことに、時間も関係なく「ダラダラ食い」が増えてしまいます。

「ながら食い」や「ダラダラ食い」の原因は、お菓子やインスタント食品などを無駄にストックしているというところにあります。

4.外食が増える

自炊をするつもりで炊飯器を買ったものの、やっぱり面倒で、コンビニのお弁当や外食で済ますことが多くなってしまいます。

外食は栄養バランスも偏りがちで高カロリーです。コンビニではお弁当だけでなく、デザートやお菓子までついでに買い込んでしまいがちです。

5.面倒くさいが先にたつ

お皿やお茶碗を洗い桶に浸けたまま放置、洗濯は週末にまとめ洗いで1回では洗いきれず、ものを出したら出しっ放しで部屋は散らかり放題……。部屋が汚くなると気も緩まりだんだんとだらしない体になってしまいます。

6.寝不足が日常化

夜遅くまでテレビやDVDを見たり、パソコンやゲームに夢中になったり、夜更かしばかりしていませんか。

溜まった疲れや眠気はとれにくく、休みの日に調整をしようとしてもなかなかうまくはいきません。慢性的な睡眠不足は太る体質をつくるといわれています。

7.ストレスが多くなる

片付かない部屋、不規則、寝不足の毎日。自由なようで自由でない一人暮らしにストレスは加速していきます。イライラやモヤモヤの原因にもなり、過食に走る人も多いのです。

8.なんでも手の届く範囲に

使いたい道具がなんでも手の届く範囲に置かれていると、立ち上がったり移動したりしなくていいからとっても便利ですよね。

でも、動かないでとれるなんて喜んでいる場合ではありません。そのうち、「動けないのでとれない」ということになりかねません。

一人暮らしで太らない為に意識すべきこと5選

なるべく自炊する

近頃はスマホやパソコンで料理の動画をたくさん見ることができます。簡単で美味しそうな料理がいくつも紹介されているのが魅力的ですね。

それらのレシピは材料の種類も少なく、自炊のハードルも低くなっているので、今まで自炊に苦手意識を持っていた人も自炊にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

外食をする際は、最近はレストランのメニューにもカロリー表示があったりするので、チェックしながら食事をするようにしましょう。

買い置きはせず、一度に買う量を決める

甘い系と辛い系……と、いくつも買い物かごに放り込んでしまいそうなお菓子類ですが、そこはぐっと我慢して「1買い物1袋」というルール作りをしてみてはいかがでしょうか。

夜中に小腹が空いても、ストックが無ければ無いで、白湯や温めた牛乳を飲んでその場をやり過ごせます。なによりあとで「食べてしまった」と後悔することがなくなるメリットは大きいですよ。

生活リズムを整える

生活リズムはちょっとした甘えから簡単に崩れ、すべてがズルズルとずれ込んで悪循環をもたらします。もちろん体重も増えやすい傾向になっていきます。

生活リズムを整えるはじめの一歩は、早寝早起きを心がけてみることです。早速今日から始めてみましょう。

体重計に乗る習慣をつける

体重計に乗るのが怖いからといって避けていたのでは、鏡を見ないのと同じことです。定期的に計ることで自分を観察することにもなります。

目標体重を設定して生活すると、食生活や生活習慣に気をつけて自己管理ができるようになります。食べ過ぎや運動不足に気をつけて体重コントロールができるようになると、もう怖いものなしです。

適度に運動する

痩せたい一心で食事制限をする人もいますが、それよりも適度な運動を生活の中に取り入れるほうがはるかに健康的でストレスフリーだということがわかります。

まず、手が届く範囲の高すぎない(3キロ減など)目標を立てます。目標が決まったら、自分に合った筋トレのプランを立てましょう。

女性におすすめの筋トレ

一般的には筋トレ後20分以上の有酸素運動が効果的と言われていますが、筋トレだけでもかまいません。

ここで注意ですが、つけた筋肉は2日筋トレをやらないと元に戻ってしまうので、少なくとも3日に1度のサイクルで続けてください。

筋トレのメニューは例えば例えば腹筋5回、スクワット10回、腕立て5回などと決めてみましょう。

こんな少しで痩せられるの?と思う人もいるでしょう。しかし、この筋トレは筋肉の質を上げて基礎代謝に反映させ、痩せやすい体質をつくるのが目的なので自分が無理のないメニューを設定すると良いでしょう。

日々の動きを運動化する

筋トレの時間がとれない人は日常的にできることとして、駅のエスカレーターは使わず階段を上る、姿勢を正して大股・早足で歩くなど常に体を意識することを習慣化させてみましょう。

痩せるのも、太るのも自分が自分を育てた結果

一人暮らしを始めて体型に変化が起こるのは、ゴムのスカートを履くか履かないかというのに似ていると思いませんか。一人暮らしという自由を手に入れて自分を甘やかす人と、自分を律する人に大差があることが分かりました。

痩せるのも太るのも、一人暮らしを始めたことが原因ではなくて、自分がそのような自分に育てたというのが本当の原因です。一人暮らしは生活を大きく変えるチャンス。生活習慣を見直して充実した魅力ある一人暮らしを満喫しましょう。

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