一人暮らしが決まり賃貸物件を選び出すことは、自身のライフワークを決定付けるターニングポイントになり得るものです。
住みよいスペースを作り出すことは、その後の生活ぶりを大きく左右する訳ですね。一般的に「家賃は月収の3分の1に抑えることが大切」と言われています。
そこで「あまりお金をかけれないな…」と諦めている人には「ちょっと待って」と言いたいのです。
掛けられる金額の大小に関わらず、部屋のオシャレを楽しむヒントがインスタグラムには詰まっています。
家具の配置などで気になることをハッシュタグで検索すれば、答えへと導いてくれる可能性は十分にあります。
今回はインスタグラムで自身の部屋を紹介している@nonnoroomさんを例に、部屋のおしゃれを楽しむコツについて考えてみましょう。
アイキャッチ出典:https://www.instagram.com/p/BvtVMrtHHNi/
@nonnoroomさんのお部屋に学ぶ、お洒落な一人暮らし
出典:https://www.instagram.com/p/BuBsRs7hyt4/
1Kの8.4畳で一人暮らしをしている@nonnoroomさんは、東京で社会人として日々を送っている方です。
自室をコーディネートする方法をインスタグラムに投稿し、シンプルながらも部屋をキレイに飾り立てる方法を紹介することで人気があります。
家賃は64,000円で管理費が4,000円、管理会社会員費が2,000円と月に計70,000を支払っていますが、都心エリアとしては標準的な価格ではないでしょうか。
家具に使った金額の総計は100,000円ぐらいだそうですが、そのうちの40,000円くらいは貯めたポイントを有効に使って支払ったそうです。
ベッドを始めとした高額な家具をポイント率の良いタイミングで購入したということなので、皆さんも参考になるのではないでしょうか。
家電も同じくトータルで100,000円ほどかかっているといいます。一人暮らしを考えた場合、最初に出ていく金額はかなり大きくなることを覚えておきましょう。
また、物件選びは慎重になりすぎるくらいの方が、後々になって「ここが気に入らない」などといった不満が出てこないようにするためにも良いといえるでしょう。
一点豪華主義で、コダワリのスペースを作る
出典:https://www.instagram.com/p/BtP9XUKlKDH/
先ほどの写真は、部屋を上から見下ろした全景のものだったので、普段の生活をしている時に見える景色とはずいぶんと異なってくることを覚えておきましょう。
目線の位置をここで生活する場合にまで下げて、まず部屋に入った時に目に付くものは何だと思いますか?それは、大きな家具であるベッドやソファではないでしょうか。
この項で特に注目したいのは、いかにも居心地が良さそうなソファです。見るからにクッション性が良さそうで、ゆったりとくつろぐことができそうに見えるでしょう。
一人暮らしでは、すべての家具をゼロから新調しなくてはなりません。そこで、このように部屋のアクセントとなる部分を、一点豪華主義的に贅沢にすると、部屋に入った時にそこに視点が集まることになります。
また、視覚的な効果だけでなく、大きなソファを取り入れることは、そこが自身にとって主な居場所になることを意味します。そのため、見た目だけでなく機能性にも注意して選ぶようにしましょう。
白基調の寂しい印象を消すため、ドライフラワーで飾る
出典:https://www.instagram.com/p/BvlkDO-nR-c/
白色というのは膨張色といって、部屋を広く見せる効果があります。その点を踏まえて、色味を白で統一しているのが、この部屋のコーディネートの特長といえるでしょう。
ここで@nonnoroomさんが気になったのは、一面に白く広がる無機質な壁です。ここにアクセントとして何か色味を差すことで、白色をベースとしながらもスタイリッシュな部屋に仕上げることができるでしょう。
そこで取り入れたのが、壁を飾り立てるドライフラワーです。絵を描く人が真っ白なキャンバスに色を加えていくかのように、白壁をキャンバスに見立てて、好きなもので飾り立てている見事な例といえるのではないでしょうか。
クローゼットの狭さをタンスで補う
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この部屋をかなり気に入って賃貸契約をした@nonnoroomさんですが、そのなかで唯一の不満点が「クローゼットが狭くて物を納められない」という点だったそうです。
その悩みを解決するために取った方法が、タンスを設置すること。ここで問題になるのは、タンスも大きな家具になるので、意外と存在感があって目に留まるという点です。
そこで、白基調の部屋のトーンを崩さないように、真っ白なタンスにしていることに注目しましょう。この方法ならば、タンスの存在があまり気にならず、部屋と調和しています。
「部屋自体はとても良いのに、収納スペースがないことに住んでから気付いた」という例は、一人暮らしをしている人の中に一定数存在しているはずです。
その時に問題を解決するには、物を減らすか収納を増やすかの2択になるでしょう。収納をうまく増やす方法として、今回のケースを参考にしてみてください。
テレビ台の収納を利用して整理整頓
出典:https://www.instagram.com/p/BwT9Ub1nav8/
生活感があまりなく、清潔なイメージを与えるこの部屋ですが、そのヒミツの一つに「収納上手」という点を挙げることができるでしょう。
女性ならばメイク用品をたくさん持っている人が多いかと思います。それらをファブリックケースに片付けて、テレビ台の収納スペースにうまく整理している点が見逃せません。
ファブリックケースをすべて同系列のモノに統一し、スマートに収納することで、モノがごちゃごちゃと入っている印象を一切与えません。
何より、テレビ台を選ぶときに、ちゃんと収納のあるものにしているあたり「さすが」だとうならされます。そして化粧をするときは、台上の空いている部分に鏡を置いてメイクをしているそうです。
100均などでアクセサリーケースを自作
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メイク用品と並んで、女性が多く所持しているのがアクセサリーではないでしょうか。細々としたアクセサリー類が散らかっていると、せっかくの部屋が台無しになってしまうものです。
そこで、アクリルケースとフェルトを使ってケースを自作して、うまく整理している点に注目してみましょう。写真から分かるように、この自作のケースは3段式になっています。
「1段目は細かいピアスと大きめのピアスを」「2段目はぶら下がる系のピアスとネックレスを」「3段目には時計と大きいピアスを」といった具合に片付けられています。
自身が所有しているアクセサリー類を把握し、それらを分類できるように仕切りの大きさを調整しているため、これだけキレイな整理整頓ができているのだといえるでしょう。
壁も用いて調理器具を効率的に収納
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「キッチンにはあまりこだわっていない」という@nonnoroomさんですが、スッキリとまとめられた様子からは、見る人に清潔なイメージを与えることでしょう。
料理をするときによく使う調理器具は、壁掛けに引っ掛けてぶら下げておきつつ、あまり使わないモノは外には置かず、片付けているのがポイントといえそうです。
必要なモノと不要なモノをしっかりと分け、それらを適切に配置することで「調理器具類でごった返している」といった問題を解決している好例ではないでしょうか。
何より、キッチンが整理整頓されていると「料理を作ろう」という気になるものです。使った後の片付けを意識することで、キレイな状態をキープする工夫が素晴らしいですね。
自身の部屋で悩みが出たらインスタグラムを参考にしよう
以上、決して特別ではなく、むしろ一般的な賃貸物件である部屋を、独自の工夫でおしゃれに仕立て上げているノウハウを見てきました。
部屋が本来持っている白基調の造りを、そのまま生かすような手法を用いて、シンプルかつ清潔感のある部屋に仕上げているのは見事だといえるでしょう。
しかし同時に注意しておきたいことは、好みのコーディネートは人によってそれぞれですから「これが正解」という訳ではないということです。
そのため、インスタグラムを活用して、自分好みのコーディネート例を参考にしてみてください。
例えば「もっとカラフルにしたい」と考える人は、色味を増やすごとに補色の関係に気を使わなくては、ただの雑多な部屋になってしまいます。
そういった悩みもインスタグラムは解決してくれるかもしれません。うまく活用してオンリーワンの部屋を作り出しましょう。
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